今使っている携帯電話番号を引き継げるMNP対応のSIMフリー格安通信事業者 3社について比較しました。
前回、もう少し広い範囲で比較しましたが、今回、楽天モバイルが新規参入してきたので、 あらためての比較になります。金額は消費税8%込みの価格にしています。
参考:iPhone MNP 音声通話 LTE対応のSIMフリー通信事業者を比較検討し、IIJmioのBICSIMを選択
今回比較した会社
MNP対応のSIMフリー通信事業者 詳細
- 楽天モバイル
- MNP可能
- 月額料金:1728円/2.1GB、1350円/低速通信のみ
- 低速通信速度:200kbps
- 最低利用期間:12ヶ月
- キャッチホン200円/月、留守電300円/月
- 転送電話無料
- 端末保証 350円/月
- 通信速度制限:3日あたり360MB
- 7GBプランでもシェア不可 SIM1枚のみ
- プラン変更不可
- AndroidスマホのZenFone 5が選べる(容量8GBなので魅力無し)
- 新規参入のため、まだ評判、実績はない
- IIJmio(みおふぉん)
- MNP可能
- 月額料金:1728円/2GB
- 低速通信速度:200kbps
- 最低利用期間:12ヶ月
- 通信速度制限:2GBの範囲では無い。200kbpsの低速通信時のみ、3日あたり366MB
- キャッチホン、留守電なし
- 転送電話無料
- 余ったデータ翌日繰越可能
- 速度切り替え可能
- プラン変更毎月可能(手数料無料)
- 低速時も初動は高速
- 評判がよく、実績ある
- iPhoneなど動作状況が詳細( てくろぐの公式ブログ)
- ファミリー3 SIMで、MNPで加入する場合、3枚のうちMNP出来るのは1台のみ
- BICSIM
- IIJmio(みおふぉん)と同料金、同じサービスで、更に公衆無線LAN付き
- Wi2 300の公衆無線LAN無料
- 設定、SIM入れ替えは、ビックカメラ店頭で即可能 → 電話が使えない期間がない
- 初期費用は、ビックカメラポイントが 10%付く
IIJmio(みおふぉん)とBICSIMは基本的に同じであり、楽天モバイルとIIJmio(みおふぉん)の比較になります。 BICSIMは、IIJmio(みおふぉん)に、さらに月額380円のWi2 300が無料でついてくるものです。
楽天モバイルとIIJmio(みおふぉん)を比較してみますと、通話料金は同じですがどちらも楽天でんわを使えば半額になります。
データ通信量に関して、楽天モバイルは、料金的に見て、IIJmio(みおふぉん)をとても意識しており、少しだけ有利に設定されています。しかも低速通信のみですが、月額料金1350円のプランがあるので、特に高速通信はいらないという場合は、楽天モバイルのこのプランが最安でいいですね。
楽天モバイルには、有料ですがキャッチホンと留守電がついています。これは、裏ワザを使えば無料で対応できるので、あってもなくても問題ありません。裏ワザとは、FUSION IP-Phone SMARTの050に転送して、FUSION IP-Phone SMARTの無料留守電機能を使います。 ただ、転送時に20円/30秒かかるので、よく留守電を利用する場合は、楽天モバイルの月300円固定のほうがお得になる場合があります。
IIJmio(みおふぉん)の余ったデータ翌日繰越可能というのがとてもいいですね。またIIJmio(みおふぉん)ならプラン変更も途中で可能です。
月額料金1728円のプランで比べると、楽天モバイルのほうが100MB多いですが、それ以上にIIJmio(みおふぉん)には魅力があります。
更に、ビックカメラでBICSIMを契約することで、自分でスマホの設定ができない場合は、ビックカメラ店頭で、店員さんが設定してくれますし、MNPで電話番号を移行中でも、電話が使えない期間がありません。
BICSIMは、Wi2 300も無料で使えるのでお得です。 ただし、Wi2 300のエリアはとても少ないです。premiumがオプションになってしまったことが原因ですね。
結論としては、BICSIMが、料金面、サービス面、評判面、信用面などから最良の選択と思います。 私も家族も既に、BICSIMユーザーです。