ブラインドタッチができるようになれば、コントロールキーを使いこなす事で、さらに文字入力が快適になります。
さらに、「Caps Lock」キーと左の「Ctrl」キーを入れ替えることで、飛躍的にCtrlキーが打ちやすくなります。
前回までの記事で、ブラインドタッチができるようになったと思います。
キーボードの扱いに慣れたら、さらなる効率アップを目指します。
といっても、難しいものではなく、いくつか便利なショートカットキーを覚えて使うだけです。
ブラインドタッチができるようになると、文章をたくさん書けるようになります。
そして、コピーしたり、削除したり、編集作業が増えてきます。
コピーや、削除や、貼り付けといった編集作業は、マウスの右クリックメニューでもできますが、
文字入力の効率アップのために、コントロールキーを使ったショートカットを覚えておくと、マウスを使わずに編集できるので、早くて便利です。
基本的なショートカットキーは、マイクロソフトの決まりで、ほとんどのアプリケーションで同じ操作になっています。ですので、一つ覚えれば、どんなソフトでも使えます。
Ctrlキーを押しながら、もう一つのキーを押す事により実行できます。
Ctrlキーは、左手の小指で押します。
基本的なショートカットキーは以下になります。
- 「Ctrl」+「Z」 (元に戻す)
- 「Ctrl」+「Y」 (やり直し)
- 「Ctrl」+「X」 (切り取り)
- 「Ctrl」+「C」 (コピー)
- 「Ctrl」+「V」 (貼り付け)
- 「Ctrl」+「A」 (全て選択)
- 「Ctrl」+「S」 (保存)
- 「Ctrl」+「F」 (検索)
また、IME変換中にちょっと役に立つファンクションキーです。
すぐ忘れてしまいますが、「F10」だけでも覚えておくと良いと思います。
- 「F6」 (ひらがな)
- 「F7」 (全角カタカナ)
- 「F8」 (半角カタカナ)
- 「F9」 (全角英数)
- 「F10」(半角英数)
編集作業なので、文字を選択するときは、矢印キーで選択します。
Shiftキーを押しながら矢印キーでカーソルを動かすと選択できます。
マウスの方が楽ならば、マウスを使ってください。
Ctrlキーを使ったショートカットを使っていると、Ctrlキーが打ちにくい事に気が付きませんか?
左手の小指を、かなり曲げないと打てません。
そこで、キーの位置を入れ替えてしまいましょう。
パソコンを使っているソフトウェアのプログラマーなどは、入れ替えている方がたくさんいると思います。「Caps Lock」キーの位置に「Ctrl」キーがあったら押しやすいですよね。
フリーソフトで簡単に入れ替えられます。
お勧めは、「ChangeKey」というフリーソフトです。
常駐せず、一回だけ設定すれば、ずーと使えるのでとても便利です。
「Vista」や「Windows 7」で設定する場合は、ダブルクリックで実行するのではなく、右クリックメニューの「管理者で実行」で、起動してください。
ブラインドタッチの話から、いろいろ広げてきました。
全てのキーをブラインドタッチする必要はなく、ブラインドタッチを完璧にする必要はないと思っています。あまり使用しないキーは、無理して覚えず、キーボードを見てしまって良いと思います。
また、全てをキーボードでやる必要もなく、マウスが便利であれば、マウスを使うべきです。
広い範囲を選択したり、キーボードショートカットではなく、右クリックメニューを使ったり、臨機応変に対応すれば良いと思います。
肩も凝らずに、快適にパソコンを使えるようになり、少しでもキー入力が、楽になれば幸いです。