ソースコードをきれいに色分けしてくれる「SyntaxHighlighter」の導入と使い方です。
JavaScriptをサーバにアップロードする必要はありません。
JavaScriptが置いてあるリンク先を示すことで、簡単に導入できます。
実際に、このBloggerの「gogoToRoTAN」ブログに導入しました。
表示したソースコードの一部を強調させることも可能です。
「SyntaxHighlighter」は、エディタの色分けのように、きれいに表示してくれるスクリプトです。
対応コードは、以下のように、ほとんどのソースに対応しています。
- ActionScript3
- Bash
- shell
- ColdFusion
- C#
- C
- C++
- CSS
- Delphi
- Pascal
- Diff
- Erlang
- Groovy
- JavaScript
- Jscript
- Java
- JavaFX
- Perl
- PHP
- Plain
- Text
- PowerShell
- Python
- Ruby
- Scala
- Rails
- SQL
- Visual Basic
- XML
- HTML
- XHTML
- XSLT
また、表示するデザインも色々選べます。
もし、ソースコードを公開しているブログやWebサイトをお持ちでしたら、ぜひ導入をおすすめします。
ひとつ難点を上げれば、JavaScriptなので、表示が若干遅いことですね。
導入の方法(Bloggerの場合)
下記のコードを、テンプレートのHEAD部に挿入します。つまり<head>と</head>の間です。
<!-- SyntaxHighlighter start --> <script language='javascript'> SyntaxHighlighter.config.bloggerMode = true; SyntaxHighlighter.config.clipboardSwf = 'http://alexgorbatchev.com/pub/sh/current/scripts/clipboard.swf'; SyntaxHighlighter.defaults['auto-links'] = false; SyntaxHighlighter.all(); </script> <!-- SyntaxHighlighter end -->
これだけで導入は終わりです。
上記の場合、デザイン(CSS)は、Emasc風のものを選択しています。
たくさんのテーマがあるので、お気に入りのテーマを選んで差し替えてください。
ソースコードの種類も、私がこれから使うであろうものしか導入していません。
ここも、使いたいソースコードのスクリプトを追加したり削除したりしてください。
Bloggerに導入する場合は、
SyntaxHighlighter.config.bloggerMode = true;
を忘れずに。
また、日本語表示対応や、行番号を途中から付けたい場合、Class名を変えたい場合などは、
config設定や、defaults設定を変更することで可能になります。
マウスオーバーで表示されるガイド(日本語対応したい部分)は、
うまく表示されないようです。バグ??
本来なら、ソースコードにマウスを乗せると、印刷やコピーのアイコンが表示されると思います。
使い方
使い方は簡単です。下記のように、<pre>で囲み、ソースコードに対応したclassを指定します。
<pre class="brush: ruby;"> pp "Hello World" </pre>
<script> タグを使った書き方もありますが、こちらの<pre>を使った方が簡単です。
ただ、"<", "&", ">"などは、面倒ですが、<等にエスケープ(置き換え)する必要があります。
- "<" → <
- "&" → &
- ">" → >
ある行を強調(ハイライト)したい場合は、下記のように、
行を指定(例:2行目と4行目)するだけです。
<pre class="brush: plain; highlight: [2,4]">
ちなみに、上記初めのコード例では、17行目を強調しています。
簡単ですね。ぜひ「SyntaxHighlighter」の導入をおすすめします。
いいですよ!