中学生になると、数学でマイナスの概念を学びます。大人は当たり前に計算していますが、マイナスの概念を知らない子どもは混乱してしまうのです。
ネットで色々調べましたが、私も子どもも納得する説明はマイナスの足し算引き算のみで、マイナス同士の掛け算についてはイマイチよい教え方がありません。
最後は、こうなるもんだよと公式的に教えるしかないのでしょうか?
マイナスの足し算
- マイナスとプラスを、紅組、白組に置き換えて教える
- 人生ゲームの赤いお札である手形で借金の概念を教える
- 無駄遣いの減少でお金は増えることで理解させる
- 順番に1つづつ減らしてみせる
私の子どもは、「人生ゲームの赤いお札である手形」の考え方がしっくりくるようでした。
「順番に1つづつ減らしてみせる」というのはこんな感じです。
- 2+3=5
- 2+2=4
- 2+1=3
- 2+0=2
- 2+(-1)=1
- 2+(-2)=0
- 2+(-3)=-1
マイナス同士の掛け算
- 裏の裏は表
- 過去に着目する
- 順番に1つづつ減らしてみせる
- 数直線上で、後ろ向きで下がる
「過去に着目する」というのは、水が入っている容器から毎分1リットル流している場合、過去は水が増えていたよねというようなものです。
「順番に1つづつ減らしてみせる」とはマイナスの足し算と同じ感じです。
- (-2)x3=(-6)
- (-2)x2=(-4)
- (-2)x1=(-2)
- (-2)x0=0
- (-2)x(-1)=2
- (-2)x(-2)=4
- (-2)x(-3)=6
私の子どもは、どれもしっくりこないので、マイナスとマイナスをかけたらプラスだと割り切って教えました。
やっと中学受験が終わり一息つくと、ちょっとさきどりして数学や英語のパパ塾の出番です。
今は便利なさきどり 中学問題集もあるようで、なんでもビジネスになりますね。
ちなみに、私が使ってる教材は「中学1年 数学 標準問題集: 3ステップ式」です。 問題量、解説、難易度等を吟味し、本屋で数時間悩んだ末に選びました。
最初が肝心なので、つまずかないようにスムーズに導入できるようにしたいですね。
2017/04/22