似たような神経伝達物質がたくさんあるので、調べて箇条書きにまとめてみました。
ただ、調べても境界がはっきりしません。 なんとなくこんな感じということがわかった程度です。
- ドーパミン = 感動、快感
- エンドルフィン = アルファ(α)・ベータ(β)・ガンマ(γ)の3つの総称
- βエンドルフィン = 鎮痛、高揚、ランナーズハイ
- アドレナリン = 生命危機、恐怖時、闘争か逃走か(体内用)
- ノルアドレナリン = 生命危機、恐怖時、闘争か逃走か(脳内、神経用)
- セロトニン = リラックス、幸せの物質
ドーパミン
- いろんな感覚が研ぎ澄まされる覚醒物質
- 生きる意欲を作るホルモン
- 人間らしい幸せを得る上で最も重要なもの
- 脳のいろいろな場所で喚起レベルをコントロールし、身体面の動機づけを与える
- 脳内では意欲にかかわる部分がある
- 快感物質
- 「苦」を通り越すと「楽」になるというシステム
- 意欲や興奮などの快感
- 快感の物質
- 活動が過剰に活発ですと幻覚まで生じさせる物質
- 人が爽快感・感動を覚えた時に放出
- スポーツや音楽などに強く感動した時に放出
- おいしい食事を食べた時に放出
- 感謝や賞賛を受けた時に放出
- 目標を達成した時に放出
- 感動した時に放出
エンドルフィン
- エンドルフィンにはアルファ(α)・ベータ(β)・ガンマ(γ)の3つがある
ベータエンドルフィン
- 苦痛を取り除くときに最も多く分泌
- 身体のリミッターを外してある一つのことにだけ目を向けさせ本来以上の力を出させる陶酔物質
- 内因性の鎮痛作用
- 鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られる
- 脳内麻薬、脳内モルヒネとも言われる
- モルヒネの6.5倍の鎮痛効果
- 痛みが生じたとき、その過剰な反応を抑えてくれる
- 高揚感などを与える
- 鎮痛から高揚感への快感
- 疲れても止められなくなる
- 理由のない幸福感
- ランナーズハイ
- ストレス解消に効果があるホルモン
- 脳を活性化し、精神的ストレスの解消に効果
- 免疫細胞の防御反応を強化
- おいしいものを食べたときに分泌
- ストレスから開放されたときに分泌
- 好きな事、楽しい事をしたときに分泌
- 性行為をしたときに分泌
- 高カロリーの食事を取ったときに分泌
- スポーツやギャンブルで勝ったときに分泌
- 熱いお風呂に入ったときに分泌
アドレナリン
- 体内用
- 交感神経が興奮し「闘争か逃走か」といった危機時に出るホルモン
- 身体も瞳孔がパッキパキに開いて脳と身体が戦闘態勢になる
- ストレス反応の中心的役割を果たす
- 血中に放出されると心拍数や血圧を上げる
- 瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる
- 交感神経が興奮した状態
- 生命の危機・不安・恐怖・怒りを感じたときに分泌
- 集中力を要求されるようなときに分泌
- 体内をめぐって各臓器に興奮系のシグナルを送る
ノルアドレナリン
- 脳内、もしくは神経用
- 興奮性の化学物質で、身体的、精神的に高ぶった状態をつくりだし、気分を高揚させる
- 生命の危機・不安・恐怖・怒りを感じたときに分泌
- 集中力を要求されるようなときに分泌
- 思考や意識を活性化する役割
- デッドラインがあると分泌
- 難しい問題に手こずるなど、「苦い経験」をすると分泌
- 恐怖や驚きの体験に遭遇すると分泌
セロトニン
- 鎮静物質
- 精神を安定させる作用
- セロトニンが増加するとメラトニンも増加するのでよく眠れる
- リラックスホルモン
- 幸福感や落ち着き
- 幸せの物質と呼ばれる
- 好きな人とゆっくりしているときに分泌
- 睡眠をとったときに分泌
- 深呼吸をしたときに分泌
- 太陽をあびたときに分泌
- 赤みの魚、肉、乳製品、大豆製品を食べたときに分泌
2015/02/07