その中で、「Typict」と「月鏡(つきかがみ)」が良さそうだったので、実際に使って比較してみました。
どちらも、キー入力のみで、フォルダー分けが可能です。
Typict
- 振り分け元フォルダーはD&Dできる
- 振り分け先フォルダーは、D&D指定できない
- まとめて処理すると、ハングアップすることがある
- コピー、移動、リンクの切り替え可能
- コピー、移動、リンクの切り替えは、左下にあるボタンで確認できるがわかりにくい
- 次の写真が重なって表示され見にくい
- 振り分け元の写真を選んでも表示画像は変化しない
- 振り分けフォルダーを設定すると、その時選択されてる画像が振り分けられてしまう
- 振り分けは、振り分け指定完了後にまとめて移動する
- サクサク振り分け可能
月鏡(つきかがみ)
- ヘルプが充実しているが、わかりにくい
- 振り分けは移動のみ
- 振り分け先のベースフォルダーを設定可能
- 振り分け登録で、ダブルクリックすると、振り分け元フォルダーが指定され、設定画面が閉じてしまう
- 振り分けテーブルのリストをクリックしても移動可能
- 振り分けは、1枚1枚その場で移動なので、表示が遅い
- サクサク振り分け不可
- 振り分け先を設定しなくても、予めテンキーに割り当てられている
- ファイルの相対移動が可能
- 縦画像の時、自動で回転してくれない(ショートカットもない)
月鏡のファイルの相対移動とは、移動先を設定しなくても使えるものです。
つまり、振り分け先フォルダーとキーアサインの登録をしなくても自動的に、フォルダー構成を読み取ってテンキーに割り当ててくれるのです。しかもアルファベットキーの上段の数字キーでも、テンキーでも可能なところがいいですね。
その都度1枚ずつ移動されるので、サクサク行きませんが、写真を見て判断する時間を考えると十分実用に耐えうるものです。 縦画像の自動回転ができないのでちょっと使いづらいですが、今のところ、月鏡(つきかがみ)を採用することにしました。
以下、一番簡単で、面倒でない手順方法です。
月鏡の設定
- メニューの「設定」 → 「環境設定」 → 「基本設定」タブを開く
- 「画像リストをループする」にチェックに入れておけば、再度振り分けが可能
- 「下位フォルダへの振り分けを使用する」にチェック
設定は、記憶されているので、次回からは設定は不要です。
月鏡でフォルダー仕分け
- 一応、振り分け対象の画像をコピーしておく(何かあった時のバックアップ)
- 振り分けしたい写真画像が入っているフォルダーの中に、振り分け先のフォルダーを用意する
- 月鏡を起動
- 振り分けしたいフォルダーを月鏡にD&D
- メニューの「ツール」 → 「振り分けテーブルの表示」で、振り分けテーブルを表示する
- 表示されているフォルダーに対応する数字を押せば振り分けがされる
振り分けしない場合や、後でもう一度じっくり考えるため写真画像を飛ばす場合は、「スペースキー」や「右矢印キー」で飛ばせます。失敗したら、Ctr+Zでやり直しも可能です。
移動しない写真画像をそのまま、元のフォルダーに残すより、移動しない場合のフォルダーを用意しておいて、全画像を移動すると分かりやすいです。
移動先フォルダーの順番は名前順になってしまうので、もし順番を変えたいのであれば、フォルダー名に「01_XXX、02_YYY」など数字を付けておくとよいです。
2014/08/17