以前、コピー高速化ソフトである「FastCopy」や「FireFileCopy」を比較検討した結果、
私は、「FireFileCopy」を選択し、よく使っていました。
今では、IOデータから「マッハCopy」が公開されましたので、
「マッハCopy」に乗り換えて使っています。
<参考>
・FastCopy、FireFileCopy 比較検討! 私の選択は「FireFileCopy」
・ファイルコピー快適化 マッハCopy(IODATA アイ・オー・データ機器)
しかし、Windows標準のCopyやMoveではエラーにならないのに、
マッハCopyは、使い方によっては、「コピー中にエラーが発生しました。(4)」などのエラーがよく発生します。
そこで、エラーに、はまらないようにするマッハCopyの使い方をまとめました。
「コピー中にエラーが発生しました。(4)」と出る
長いファイル名の時に起こります。
エラーが出たら、ファイル名を短くして再実行するか、
対象ファイルを右クリックしながらD&Dして、通常のWindows標準のコピーをする。
Becky2やWindowsLiveMailなどのメーラーに添付されているファイルをD&Dできない
シフトキーや、コントロールキーを押しながらD&Dする。
対象ファイルが開いているとコピーもできない
「中断されたアクション」というダイアログが表示され、
「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」
「ファイルを閉じてから再試行してください。」と出る
特に、ドライブ間やネットワーク上のファイルをコピーする場合に、
コピー元のファイルが開いていたり、そのファイルを含んでいるディレクトリをコピーしようとするとエラーになってしまいます。
コピー元のファイルを閉じて実行するか、
右クリックしながらD&Dして、通常のWindows標準のコピーをします。
ということで、IO DATAへバグ?の件を、IO DATAへ問い合わせしましたが、
これだけネットで騒がれていながら、IO DATAでは再現されないとのことでした。
IO DATAサポートセンターからの回答
お世話になっております。
過日ご相談いただきました件についてですが、ご報告を元に、
弊社の複数の環境において、BeckyやWindowsLiveメールなどのメーラーに
添付されているファイルを、デスクトップやフォルダーにドラッグ∩ドロップした際に
エラーが発生するか否か改めて確認させていただきました。
(今回、改めて確認いたしました環境には、追加でご連絡をいただきました
「WindowsVista 32bit」や「Windows7 64bit」も含まれております。)
この結果、エラーが発生することは無く、再現性が無いことが確認されました。恐れ入りますが、再現性が認められないことより、
マッハCopy以外に原因がある可能性が否定できません。
ただ、弊社環境では再現することが不可能でございましたため、
原因の特定には至りませんでした。せっかくご相談いただき、誠に心苦しいのですが、
有効な対処方法のご案内ができませんことをお詫び申し上げます。
上記のように、かなり癖のあるマッハCopyですが、
それでも、COPYや移動が速く、とても使えるツールですので、お勧めいたします。
特に、コピー先に、既に同じフィイル名がある場合、最後にまとめてチェックしてくれるところがよいですね。
他の高速コピーソフトだと、見つかるたんびに確認ダイアログがでるのですが、
マッハCopyは、コピーできるものはすべてコピーし、最後に、重複チェックしてくれます。
また、このような競合ファイルは、一つ一つ上書きするのか、コピーするのかなど指定でき、
更に、日付/サイズが同一なファイルをスキップするということも可能です。
マッハCopyは、複数、コピーや移動をしても、ダイアログを一つにまとめてくれます。
それぞれのCopyや移動は、一時停止、再開、停止等が個別にできます。
後でCopyしたけど先に終わらせたい場合は、先にCopy中のものを一時停止して、更に速度を上げることができます。
Windows 8で、拡張されるコピー機能ということ、またIO DATA製ということで信頼度もあります。
Ctrl+C、Ctrl+Vなども含め、デフォルトはマッハCopyが使われますが、
エラーが出たり、上手くゆかない時は、右クリックしながらD&Dすれば、通常のWindows標準のコピーや移動を選択し回避することが可能です。
使えるツール「マッハCopy」のVersionUpを期待しています。