カマキリの卵がかえりました。
蟻んこのような小さいかまきりがたくさん生まれました。
私がこれを見たのは、子どもの時以来だと思います。
娘と散歩したときに、見つけてきたカマキリの卵をペットボトルに入れて、リビングに置いておきました。 もちろん、小さい空気穴をたくさんあけてあります。
1ヵ月ぐらいたったでしょうか?
朝、何気なく見たときにカマキリが生まれているのを発見しました。
「あ、生まれてる!」「すごいすごい」「ほら、見てみて」。
娘は、得意げに、生まれたばかりの小さなカマキリを保育園に持って行きました。
私も、子供のころ娘と同じように、得意になって、学校に持って行ったのをなんとなく覚えています。
私の母は、私が4年生だった時に書いた作文を大事に保管しておいてくれました。
その作文には、カマキリの卵が産まれたことが書いてありました。
それによると、なんと、カマキリの交尾のこと、交尾のあとメスがオスを食べてしまうシーン、
毎日メスにバッタをあげて育てて、白くて柔らかな泡をふいたような卵を産むシーン、
そして、その卵から小さいカマキリがたくさん生まれるまでのことが書いてありました。
すごいです。私は、カマキリが生まれて得意げにそれを学校に持って行ったことは覚えていましたが、何と、卵を産ませていたとは!
本当にすごいです。
娘にもカマキリがたくさん生まれた姿を見せてやりたいというのは、やはり自分の幸せな経験を娘にしてあげたかったからだと思います。
娘も結婚して子供ができたら、ふたたび、この経験を伝えるのでしょうか?
これからも、娘に幸せな経験をたくさんさせてあげたいと思います。
今回学んだことですが、
家の中にカマキリの卵を置いておくと、部屋が暖房で暖かいので早く卵がかえってしまいます。
生まれたばかりの小さいカマキリは、そのままでは死んでしまうので、外に逃がしてあげるのですが、外はまだ寒く、カマキリが生きていける環境にはなっていません。
ペットボトルやビンに入れて観察してもいいいのですが、できるだけ家の外に置き、自然の環境に置くとよいです。
ちなみに、私が4年生だった時は、ちゃんと外に置いてあったみたいです。
私の父は知っていたようです。やはり父はいつでも偉大ですね。