神経の根っこの治療を歯医者で、ずいぶん長くやっていたのですが、痛みが収まらずとうとう抜歯することにしました。
神経の根っこの治療
私は、何度か、神経の根っこの治療を繰り返していました。 この根っこの治療は、歯の神経を取り除いたあと、細いネジのようなヤスリのようなもので、ぎりぎりと歯の奥に刺して、まだちょっと残っている神経のかけらを取り除く治療です。 細いヤスリは徐々に、太くしてゆきます。
何度も何度も歯医者に通い、時間をかけてギリギリやるんです。 とっても苦痛の時間です。
私の場合は、この根っこの治療をしたにもの関わらず、痛みがうっすら残ってしまったので、再度歯医者に相談しました。
インプラントに決める
歯医者で、レントゲンを撮ってみると、歯と歯の間が黒く写っています。 これは、スカスカで歯肉がない状態なのです。
そして、このままほうっておくと、菌がどんどん侵食して、いずれ隣の歯もだめになってしまうそうです。
今まで、頑張って治療してきましたが、この話を聞いて諦めがつきました。 色々考えて、インプラントにすることにしたのです。
抜歯
インプラントにするには、まず抜歯しなくてはいけません。 抜歯は、親知らずを抜くときに経験しており、そんなに怖くはなかったのですが、やはりドキドキしました。
最近の麻酔は、ほほがボンボンに腫れるようなことはなく、しびれもあまりありません。 局所麻酔の技術が進歩したんですね。
また、ガーゼで塗るだけの表面麻酔をしてから、局所麻酔の注射をするので、麻酔注射もほとんど痛くありません。
抜歯したのは奥歯です。 抜歯した歯を見ると、足が4本ありました。 もちろん、記念にもらいました。
歯が抜けると、歯が抜けた穴に血がたまります。 この血だまりは、うがいなどでとってはいけないのです。 この血は固まって、歯肉になるそうです。
抜歯1日目
溜まった血はゼリー状になっています。触るとぶにょぶにょしています。 血の塊が取れないように気をつけていました。
抜歯3日後
なんと、血の塊がポロッととれてしまいました。 抜歯したところは穴が空いています。痛みはありません。
少し周りは埋まっている感じですが、ご飯粒などは、はさまってしまうので、少し強めのうがいが必要です。 歯医者さんいわく、とれてしまっても問題無いと言っていましたので、そのまま放置しました。
1ケ月後、消毒し様子をみるため歯医者に行きます。 それまで、インプラントについて本をもらったので、勉強することにしました。 インプラントなんて、人ごとでしたので、まさか自分が入れることになるとは思わなかったです。
入れ歯、ブリッジは、保険が効きますが、インプラントは保険が効きません。 継続的に使っていくという将来性を考えると、一番いいのは、高いけどインプラントであると確信しました。