ご飯が、「まずい」「臭い」「黄ばんでる」「ホチがある」「かたい」「パサパサ」 こんなご飯食べたくな~い。
「ホチ」とは、一部固くなったご飯粒のことで、食べると歯にくっつく嫌なやつです。
ご飯がまずくなる8つの原因と対処方法、最後に、それでもご飯を美味しくする必殺技をご紹介します。
ご飯がまずくなる8つの原因
- お米が古い
- 炊飯器が古い
- 炊飯器を洗っていない
- 内釜のコーティングが剥げている
- お米を正しく研いでいない
- 炊きあがったまま放置
- 炊飯器に残ったご飯を壁から離さない
- 保温時間が長い
お米が古い
お米の袋に精米日等が記載されています。1年以上前のお米はまずいですよ。コクゾウムシもうようよいる場合があるので、買い置きせず、新米や新しいおいしいお米を都度購入しましょう。
もちろん、お米の袋が未開封でも劣化します。
木製や百均で売っているプラスチック製などの米びつは、定期的に洗ったほうがよいです。洗わないとコウゾウくんがどんどん増えてしまいますよ。
炊飯器が古い
やっぱり最新機種の炊飯器はおいしいですよね。お金がある方は5年ぐらい、私のような庶民は8年ぐらいで交換ですかね。
炊飯器を洗っていない
メーカー毎、機種ごとに洗い方があるので、毎回洗いましょう。
高級な一番高い炊飯器は、洗う部品が多いので、私のようにめんどくさがりは、カタログをしっかり見てお手入れができるだけ少ないタイプを選びましょう。
とっても面倒なので、適当に洗ったり、内ブタを洗わなかったりしてしまいますが、おいしいお米が食べたいのであれば正しく洗いましょう。
水気をしっかり取ることも忘れずに。怖い菌の発生やカビが生えたりする原因になります。 洗ったらすぐに炊飯器に戻さず乾かしてからにしましょう。
内釜のコーティングが剥げている
内釜のコーティングは炊飯器の命なので優しくていねいに洗いましょう。
よくやりがちなのですが、お釜に残っているお米を取りやすくするため水をためておくことがあります。絶対にお茶碗やお玉やスプーンなどを入れないようにしてください。なぜかって? 内釜にそれらがあたって傷つけてしまうからです。
お米を正しく研いでいない
お米は水を吸収しやすいということがキモです。
初回は、汚いぬかやよごれを含んだ水分が吸収しないように、研いだらすぐ水を捨てましょう。すぐですよ。
お米がこげたり黄ばむのは、しっかり研ぎきれていないことが大きな原因です。
無洗米であっても、特に古いお米は黄色くなってしまうので、しっかり洗いましょう。 しっかりといっても、高速に手首をぐるぐる回すのではなく、軽くもむように。
炊きあがったまま放置
炊飯直後は、蒸気がたまってるんです。 「ピー、ピー、ピー」とご飯が炊けたらすぐにしゃもじでほぐして蒸気を飛ばしましょう。
底にあるご飯と上にあるご飯を入れ替える感じです。ご飯のベタつきを防げます。
炊飯器に残ったご飯を壁から離さない
ご飯の量が少ない場合は、ご飯をなるべくお釜の中央に寄せて、お釜の壁から離しましょう。 壁についていると、ホチ、焦げ、乾燥などの原因になります。
保温時間が長い
体感的にわかっていると思いますが、保温時間が長いというのが、ご飯がまずくなる大きな大きな原因です。 炊飯器によって保温時間の目安が決まっていますが、長くても半日までですね。最新の炊飯器は保温機能も優れていますが、古いお米はだめですね。
朝昼など2回分ぐらいでご飯が余ってしまったら、炊飯器を切って冷凍保存です。
冷凍保存は、熱いご飯のまますぐにラップに包んで、ふんわり平らにして冷凍庫にいれます。
それでもご飯を美味しくする必殺技
ご飯を炊くときに、調味料などを入れておく方法です。色々あるので、入れる量も含めて試してみてください。
- みりん → テリ
- オリーブオイルやサラダオイル → つやつや
- マヨネーズ
- ハチミツ
- 酒
- 木炭や備長炭 → 臭い消し、ミネラル
- 氷 → モチモチ、黄ばみ防止
- 大根おろし → 甘み
- 昆布
- にがり
- 天然塩
- 寒天
おすすめは、ハチミツやみりんですかね。
やっぱり、炊きたての新米が一番ですね。
お米の品種も好き嫌いがあると思いますので、お米を食べ比べてみるのもいいですね。「アイリスオーヤマ 生鮮米 5品種食べ比べセット」なんか手頃でいいですよ。