物欲そそる、ちょっと高級な多機能ペンを調べてみました。外国製、日本製含めネットで情報を集め、候補になった多機能ペンについて実際のお店で感触を確かめてきました。
多機能ペンとは、多色ボールペンとシャーペンが1本にまとまっているマルチペンです。1本ですべてをまかなえて、持っていてステータスを感じる至極の1本を探します。
また、ボールペンは2色だとちょっと物足りなく3色以上のものを検討しました。
多機能ペンに目覚めたきっかけは、ロットリング(rotring) 600 3in1という物欲そそる超かっこいいマルチペンとの出会いでした。しかし、残念ながら2色ボールペン+シャーペンで、Youtubeで確認したところ、ぐっと押し込むとペン先が中に戻ってしまうそうです。実際にお店で触ってみましたが、回転感触は全く良くなく、シャーペンは曲がって出てきました。個体差もあると思いますが、「ありがとう」といいつつサヨナラしました。
ボールペンの芯は、4C規格がほとんどであり、ジェットストリームやアクロインキの芯に置き換え可能です。そして芯の太さも、0.5mm, 0.7mmと好きなものを選べるので、比較した多機能ペンの書き味に関しては不問です。
注意としてゼブラの替芯は少し太いので一度使うと他の芯が使えなくなることがあります。
選択候補として、3色以上のボールペン+シャーペンと4C規格の芯のものを対象とします。シャーボなどゼブラは替芯が太いため見送ります。0.7mmシャープも一般的でないため見送ります。ただシャーボの回転感触はとてもいいんですよね。残念。
振り子式は壊れやすいという書き込みが多く、どうしてもノックする距離が長くなってしまいがちなので、私の選択としては回転式から選ぶことにしました。
結果、パイロットの多機能ペンが有力候補です。
4C規格のボールペン替芯
回転式 4色ボールペン+シャーペン
PILOT 4+1カスタム ヘリテイジ
- 20000円
- 太さ:14.9mm
- 重さ:38g
- デザイン:いまいち
- 回転感触:まあよい
- 重心:真ん中よりちょい上
- 価格が高い
PILOT 4+1 リッジ
- 10000円
- 太さ:12.7mm
- 重さ:33g
- デザイン:まあまあ
- 回転感触:まあよい
- 重心:真ん中よりちょい上
回転式 3色ボールペン+シャーペン
PILOT 3+1 リッジ
- 5000円
- 太さ:11.7mm
- 重さ:28g
- デザイン:よい
- 回転感触:まあよい
- 重心:真ん中よりちょい上
三菱鉛筆(uni) ジェットストリーム プライム 3&1
- 5000円
- 太さ:11.7mm
- 重さ:30.6g
- デザイン:よくない
- 回転感触:?
- 重心:?
プラチナ ダブル4アクション サラボ
- 3000円
- 0.5mmボールペン
- 太さ:11.6mm
- 重さ:30.2g
- デザイン:まあまあ
- 回転感触:あまりよくない
- 重心:上
- 回転方向は決まっている
プラチナ ダブル4アクション
- 3000円
- 0.7mmボールペン クリップ先端丸
- 太さ:12.5mm
- 重さ:23g
- デザイン:まあまあ
- 回転感触:あまりよくない
- 重心:上
- 回転方向は決まっている
セーラー万年筆 メタリノ4
- 2000円
- 太さ:14mm
- 重さ:20.7g
- 壊れやすい
- デザイン:あまりよくない
- 回転感触:?
- 重心:?
- ペン先が見やすい
- ペン先にやや遊びあり
振り子ノック式 3色ボールペン+シャーペン
- 伊東屋 ロメオ 多機能ペン 4in1 カーボングリップ
- ロットリング(rotring)フォーインワン
- セーラー万年筆 多機能ペン 3色+シャープ プロフィット4
- ステッドラー 多機能ペン アバンギャルド
- SMTTW 多機能ボールペン
- 伊東屋 ヘルベチカ 多機能ペン4in1
- LAMY ラミー 多機能ペン 4ペン
- セーラー万年筆 多機能ペン 3色+シャープ プロフェッショナルギア