私には、小学6年生の子どもがいるのですが、スマートフォンもキッズ携帯も持たせていません。 安否確認に使いたいとは思っていますが、まだまだ早いと考えていました。
私自身、携帯を持ったのは社会人になってからです。時代というのもあると思いますが。
子どもが中学に上がる時に、スマホを持たせようと思っています。子どもはどうしてもiPhoneが良いそうです。ドコモやソフトバンクでは高いので、SIMフリー版にして、いま契約しているIIJmioをファミリー契約にしようと思っています。
さて、本題ですが、スマホは子どもにはよくないのではないか。学力が低下してしまうのではないかという不安のもとWebを調べてみると下記の記事が見つかりました。
勉強しても台無しに!? 「スマホと学力低下の因果関係」が最新研究で明らかに - ハピママ
ちょっと長いので、要約してみます。
スマホと学力低下の因果関係
- どこでも時間があればゲームやSNSを楽しむ、そんな光景が当たり前
- 今や私たちの生活になくてはならない存在
- 10代の子どもでも、63%がスマホを所持
- 家で2時間勉強してもスマホで台無し
- スマホやTVは、前頭葉の活力低下が引き起こされている可能性がある
- 前頭葉は、物事を考えたり、自分の行動をコントロールする力にとって重要な部分
- スマホを使用した後の30分~1時間程度は、前頭前野が十分に働かない
- この状態で本を呼んでも理解力が低下してしまう
- LINEの使用時間が増えるほど成績が下がってしまう
- たとえLINEをやめても以前に長時間使っていた子どもたちは、成績が上がっていない
- SNSに対する社会不安と呼ばれる傾向が強く、集中力に与える影響が大きい
- 対策1、子どもにスマートフォンを持たせない
- 対策2、持たせることを考えている場合には導入を遅らせる
- 対策3、一日の使用を1時間未満に抑える
- 自分で(もしくは親が)使い方をきちんとコントロールできることが大事
- スマホの使用ルールを含め、親子ぐるみで生活習慣を見直すことがとても重要
- 子どもにいくらスマホ禁止ルールを強いても、親がスマホ依存型で夜更かしでは何の説得力もない
- スマホとの健全な付き合い方は、親が率先して示していく必要がある
これらは、ニンテンドーDS「脳トレ」シリーズを監修した川島氏と、子どもの認知機能の発達を明らかにする研究を行っている横田氏の著書「2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣」によるものです。
本書には、スマホだけでなく、ゲームやテレビ、食事、睡眠、そして家族とのコミュニケーションが脳へ与える影響についての調査結果も報告されています。
子どもにスマホを持たせるのが怖くなってきますね。ちゃんと親子で依存しないようにコントロールすることが大事なんですね。iPhoneでアプリをインストールできないようにするのはできそうですが、LINEを制限するのは難しそうです。
「2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣」
- 小中高生7万人の実証データによる衝撃レポート
- 親のちょっとした働きかけが、子どもの脳の働きを左右する
- 親が思いもよらなかったスマホ、ゲームの脅威
- 「スマホのしすぎで勉強しないから成績が下がる」のウソ
- ゲーム・テレビの時間に相関して、脳の成長が遅れる
- 子どもの肥満は、記憶力に関わる「海馬」の発達に悪影響
- 脳MRI画像を解析すると、朝食はパンよりご飯のほうがいい
- 「親子のコミュニケーション」が、言語能力に関連した脳を育てる
2017/03/22