パスポートには必要残存期間というものがあるのです。
例えば、イタリアに7日間行くとします。パスポートの期限を見ると帰国時より1ケ月程の余裕があったとしても、空港で追い返されてしまうのです。
なぜかと言うと、イタリアに入国するためにはパスポートの期限が最低90日以上ないといけない決まりがあるからです。
その決まりは「パスポートの必要残存期間」といいます。しかもこの必要残存期間は国によって異なるのです。
海外旅行に行く場合には、旅行する国に対するパスポートの必要残存期間を調べて、それ以上の期限があるかパスポートを確認する必要があります。
ざっくりですが、主要な国のパスポートの必要残存期間をまとめました。あくまでざっくりですので最新の情報を確認してください。(参考:外務省 Q&A)
おそらく、予約時に旅行会社のほうで教えてくれると思います。
パスポートの必要残存期間
- アメリカ:90日以上
- カナダ:6ケ月以上
- グアム:90日以上
- サイパン:90日以上
- 台湾:3ケ月以上
- 香港:1ケ月以上
- シンガポール:6ケ月以上
- マレーシア:6ケ月以上
- オーストリア:無し
- ニュージーランド:3ケ月以上
- フィジー:3ケ月以上
- ニューカレドニア:3ケ月以上
- タヒチ:3ケ月以上
- イギリス:無し
- フランス:3ヶ月以上
- イタリア:90日以上
- ドイツ:3ヶ月以上
- オランダ:3ヶ月以上
- スイス:3ヶ月以上
- スペイン:無し
- オーストリア:無し
- ギリシャ:3ヶ月以上
- フィンランド:3ヶ月以上
- ロシア:6ヶ月以上
- エジプト:6ヶ月以上
- ケニア:6ヶ月以上
2017/02/12