3月から、ガス代も、電気代も上がります。
なぜ、ガス代や、電気代の価格が変動するかというと、
もともとのエネルギーである原油や石炭、液化天然ガス(LNG)の価格が変動するからです。
原油・石炭価格は上昇し、液化天然ガス(LNG)の価格も、上昇しました。
そのため、ガス代も電気代が上がることになるのです。
このような原油などの燃料価格の変動を自動的に反映する制度を、原燃料費調整(燃調)制度といいます。
国内電力会社10社のうち中部電力を除く9社が、数円から数十円の値上げをすることになりました。
なぜ、中部電力は、料金を据え置くのかというと、石油火力の比率が低いためです。
ちなみに、東京電力は、約20円の値上げです。
今後、石油がどんどん足りなくなってくると、さらに電気代が上がりそうですね。
地震の影響で、どうなるか先が見えなくなっていますが、
安全対策を強固し、原子力発電や、太陽光発電に期待することにしましょう。
2011/03/17