出産育児一時金は、前年度と同様に、今年も42万円が支給されます。
厚生労働省は、妊産婦に支給する出産育児一時金について、今年度も、42万円を支給すると、
社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の医療保険部会に示しました。
出産育児一時金は、本来は、原則38万円ですが、政府の少子化対策として、
昨年10月から来年3月まで4万円を上乗せしていました。
医療機関では、この上乗せに伴って、出産費用の請求額を上げるところもあるため、
妊産婦の負担増を懸念して、今年も4万円を上乗せし、いまの水準を維持しています。
ただ、3万円分は、保険料として本人が支払いますので、実質39万円ということになります。
2011/04/27