Google Chrome で、SharePointのエクセルを開こうとすると、エラーで開けません。 さらに、サイトによっては、メニュー表示が崩れ、上手く表示されないのです。


そこで、IE Tabという、Google Extensionを導入しました。 見事、エクセルも立ち上がるし、メニューもきれいに見れました。



原因

Google Chrome で、SharePointのエクセルを開こうとすると、

このブックを開くには、コンピューターにMicrosft Excel がインストールされており、 Web ブラウザーで Excel から直接ファイルを開くことがサポートされている必要があります。

というエラーが表示されます。エクセルはインストールされていますので、WEBブラウザーがサポートされていないということになりますね。

Google ChromeNPAPI Plug-in が削除されたことが原因のようです。 NPAPIとは、Netscape Plugin Application Programming Interfaceのことです。



IE Tab インストール方法

  1. Chrome起動
  2. 「Google Chromeの設定」を開く
  3. 「その他のツール」から「拡張機能」を開く
  4. 一番下にscroll
  5. 「他の拡張機能を見る」をクリック
  6. IE tab」を検索
  7. +Chromeに追加」ボタンを押してインストール
  8. メニューに「e」アイコンが表示される
  9. 「e」アイコンをクリック
  10. 自動的にietabhelper.exeがダウンロードされる
  11. ietabhelper.exeを実行してインストール


使い方

普通にChromeでサイトを見ていて、あ、IEで表示したいなと思ったら、「e」アイコンをクリックすればIEモードに切り替わります。
切り替わると、IE用のアドレスバーが表示されるので、そこに直接URLを入れてアクセスしてもOKです。



印刷プレビューも可能になる

  1. IE Tabで閲覧
  2. 画面上で右クリックし、メニューを表示
  3. 印刷プレビュークリック



必ずIEで開くサイトがあるなら、オプションで登録しておくと自動的IE Tabで開いてくれます。正規表現を利用してルールを記述することもできます。

  1. 「e」アイコンを右クリック
  2. オプション」クリックし「Options and Settings」画面を表示させる
  3. 「General Options」の下にある「Auto URLs」までスクロール
  4. 「Auto URLs」のアドレス入力欄にIEで表示させたいURLを入力
  5. 「Add」ボタンで追加

ちなみに、「Auto URL Exceptions」は、IE Tabで表示したくない除外URLを登録するものです。


IE Tab Multi」というのもあったのですが、今では、拡張機能で検索しても出てきません。 Google Chrome Ver45からNPAPIをサポートしなくなったので「IE Tab Multi」は動作しないようです。

2016/01/07