SONY DSC-WX1 からの買い替えです。
高感度、高倍率、動画中静止画撮影可能、低価格のもので、
現行のデジカメを比較し、検討した結果、CASIO EX-ZR100 になりました。

SONY DSC-WX1 は、裏面照射の最初のモデルです。
お遊戯会など、室内で動いている子どもを撮影すると
今までのカメラでは、ぶれてしまいますが、
SONYの開発した裏面照射CMOS搭載機では、
結構ぶれずに撮影することができます。

ということで、WX1を気に入って使っていたのですが、
最近、ズームをすると、ほこりのようなノイズのようなゴミが写ってしまいます。
おそらく、イメージャーか、レンズ内に小さなゴミが付着して、
それが写りこんでしまっていると思われます。

既に、保障期間を過ぎているので、修理には出せないので、
自分で分解してゴミを取ろうと思いました。
しかし、もとに戻らなかったら写真が取れなくなってしまいます。
ということで、新しいデジカメを買ってから分解してみようと思い
新しいデジカメを買いました。


コンパクトデジカメ 選択基準

  ・裏面照射CMOS搭載
  ・動画撮影中に、静止画撮影可能
  ・高倍率ZOOM
  ・HDR(ハイダイナミックレンジ合成)が優れているもの
  ・広角


コンパクトデジカメ 比較検討

CASIO(カシオ)
  動画撮影後、静止画切り出しもOK
  ・EX-ZR15
      動画中静止画撮影  →  16M連射 最大28枚、1枚づづも可能、動画は途切れない
      ZOOM        →  28-196mm 光学ズーム7倍、超解像ズーム14倍
      絞り値      →  F3-F5.9
      ぼかしコントロールあり
  ・EX-ZR100
      動画中静止画撮影  →  10M連射 最大28枚、1枚づづも可能、動画は途切れない
      ZOOM        →  24-300mm  光学ズーム12.5倍、超解像ズーム25倍
                      画素数によっては、更にズーム可能
      絞り値      →  F3-F5.9
  ・EX-ZR200
      高額

SONY(ソニー)
    動画中静止画撮影  →  画角が16:9になる、撮っている動画による、連射不可
  ・DSC-WX10
      ZOOM      →  24-168mm  光学ズーム7倍
      絞り値    →  F2.4-F5.9
  ・DSC-WX30
      ZOOM      →  25-125mm  光学ズーム5倍、超解像ズーム10倍
      絞り値    →  F2.6-F6.3
  ・DSC-TX55
      ZOOM      →  26-130 光学ズーム5倍、超解像ズーム10倍
      絞り値    →  F3.5-F4.8
  ・DSC-HX7V
      ZOOM      →  25-250mm 光学ズーム10倍
      絞り値    →  F3.5-F5.5
  ・DSC-HX9V
      ZOOM      →  24-384mm 光学ズーム16倍
      絞り値    →  F3.3-F5.9

Nicon(ニコン)
    動画中静止画撮影  →  可能、撮影後の切り出し不可
    オートフォーカス(AF)が、ものすごく遅い
  ・Coolpix S9100
      ZOOM      →  25-450 光学ズーム18倍
      絞り値    →  F3.5-F5.9
  ・Coolpix S8100
      ZOOM      →  25-350 光学ズーム14倍
      絞り値    →  F3.5-F5.9

Panasonic(パナソニック)
  裏面照射CMOS搭載機なし
FUJI(フジ)
  動画中静止画撮影は可能だが、動画は分断される
Canon(キャノン)
  動画中静止画撮影できない
RICOH(リコー)
  動画中静止画撮影できない
OLYMPUS(オリンパス
  動画中静止画撮影できない


カシオ EX-ZR100 レビュー

  ・オートホワイトバランス(AWB)が、少し弱く、緑っぽくなることがある
  ・顔認識が弱い
  ・SONYにあるスマイルシャッターがない
  ・コンティニュアスAF(事前AF)機能があるが、シャッターを半押しすると再度AFを行ってしまう
  ・画質は、SONYの方が良いが、カシオもそこそこ良好
  ・高倍率のためか、裏面照射のわりには、室内撮影でぼけてしまう(やはりソニーの方が強い)
  ・コンサートホールなどでは、オートではぶれるので、シャッタースピード優先にし、
     EV値を上げて撮るとよい
  ・湾曲収差、像面湾曲かわかりませんが、歪みが少し目立つ
  ・付属のストラップが、短い
  ・P,A,Mモードがあり、シャッタースピード15秒など、結構マニュアルでの操作が可能
  ・マクロは1cm可能
  ・カットや、トリミングなど、静止画、動画編集が可能
  ・彩度、コントラストなど、好みに調整可能
  ・連射が爆速
  ・HDRなど、連射した静止画を合成するが、SONYに比べて、とても速い
  ・解像度を5Mぐらいにすると、超解像ズームは30倍ぐらいにできる。
  ・EX-ZR200では、夜景モードも統合されたが、EX-ZR100は別モード
  ・ぼかしコントロール機能なし

私の購入した、EX-ZR100 は、SONYと同様に、内部にゴミが付着しており
初期不良として交換してもらいました。
しかし、交換してもらった、EX-ZR100 も、数日使ったら、
また、内部のゴミが!
どうなってるんでしょう、これでは、安心して写真が取れません。
想い出に残すために写真をとるのに、
全ての写真に、丸い水滴のようなものが写ってしまいます。
ということで、再度交換になりました。

しかし、良いカメラなので、交換してもらって使い倒したいと思ってます。
ついに、EX-ZR100の後継機、EX-ZR200もでましたね。
最新のEX-ZR200(4万円代)か、安くなったEX-ZR100(1万円代)かというとこでしょうか。
値段が倍以上違いますね。

2011/12/22