ブラインドタッチを習得するため、練習の準備をします。

まず、ブラインドタッチで大事なことが、2つあります。

  1. キーボードを見ない。
  2. キーを打ったら必ずホームポジションに指を戻す。

これをいつも頭に入れておくと、早く上達します。
まずは、練習のための準備をします。

  1.   キーボードの配置図を作る
  2. 各指の担当を確認する
  3. 「F」と「J」に人差し指を置く(ホームポジションに準備する)

 

大事なのは、キーボードを見ないようにする事でした。
始めは、文字の位置が分からないので、キーボードの配置図を、PCのキーボードの横においておきます。
文字の位置を忘れた場合は、パソコンのキーを見るのではなく、キーボード配置図をみて確認します。
キーボードの配置は、パソコンの機種によって若干違うので、自分のパソコンをデジカメで撮って、それをプリンターで印刷すると良いと思います。
書くと覚えるので、定規とペンで自分で書いて作っても良いですね。

私は、新しいパソコンを買うときは、キー配置を必ず確認します。
矢印キーとHomeキーが一緒になっていないか?
Deleteキーの位置やBackSpaceキーの位置やスペースキーの長さなど確認します。
それぐらい、キー配置というものは大事だと思います。

 

次に、各指には、どのキーを打つのかちゃんと担当が決まっています。
例えば、「F」は、左手の人差し指、「J」は、右手の人差指と決まっています。
Googleなどの検索で「ホームポジション」と検索すれば確認できます。
ここでは、記号や数字は無視して良いです。
アルファベットだけをきちんと確認してください。

アルファベットで覚えるのは、英語のためでもありますが、日本語を打つ時、ローマ字変換をするためです。
かな変換と、ローマ字変換がありますが、かな変換だと覚えなければならないキーが4段目も増え、かなり大変です。
かな変換は、ローマ字変換に比べて、キー入力が少ないのですが、人間の思考を文章にするとき、そこまでこだわらなくても、ローマ字変換で、問題なく打っていけます。

指の担当を確認するといっても、どこに何キーがあるかではなく、どの指がどの辺のキーを担当するのかです。
だいたい、左斜めに並んでいると思ってもらえればOKです。

一つの指は、上、真ん中、下と3つのキーを担当します。
人差し指だけは、6つのアルファベットを担当する働き者です。
先ほど作った、キーボード配置図を色分けしておくと良いと思います。

 

アルファベットの位置を記憶する必要はないと思います。
練習していくうちに、自然に覚え、感覚的に指が動くようになります。

 

キーボードには、ホームポジションと呼ばれる手の置き場所があります。
キーボードの「F」と「J」には、ポッチがついていたり、一部へこんでいたりして、キーボードを見なくても、指先で触って確認できるようになっています。
「F」の所に、左手の人差し指を置きます。
「J」の所に、右手の人差指を置きます。
これで準備完了です。

 

指の担当を間違えると、無駄な練習をしてしまうことになりますので、しっかり確認してください。
次の記事は、いよいよ練習方法についてです。

2010/05/26