とても印象的な広告に出会いました。

  「ママも1歳。パパも1歳。

電車内の広告で見つけたのですが、とても感慨深いフレーズだと思います。
このフレーズを考えた方は、素晴らしいですね。

 

子供が初めて生まれた時、夫婦は、パパになり、ママになります。
子供も、パパも、ママも、この日からスタートです。
初めての子供が、1歳になった時、ママもパパも、1歳です。

私の子供は5歳ですが、振り返ってみると、いろんな事がありました。
夜泣き、中耳炎、雨の日のベビーカー、階段の上り下り。
混雑時の電車では、まわりに気を使いながら、子供をあやしたり、邪魔にならないようにしました。

当然初めてのことなので、全てがうまくゆくはずはありません。
自分の親や、友達、妻など、まわりにたくさんの味方がいて、惜しみない愛情をたくさん子供に与えて育てることができます。

 

親が子供に愛情を注ぐように、周りの人からも、電車で席を譲ってくれたり、温かい思いやりや笑顔をいただきました。
今では、騒いだり泣いたりしている赤ちゃんを連れたお母さんがいても、温かい目で見れます。

子供がいることで、私は気づかないうちに自然に成長しているようです。
子供への愛情のお返しに、パパやママの心を豊かにしてくれているのですね。
ありがとう。

もちろん、私も子供でしたので、私の親を成長させているのでしょうか?
私が大人になっても、私は、親にとってはいつまでも子供ですね。
巡り巡って、世の中、うまくまわっているのですね。

2010/04/29